”THROW THE RIBBONS”
CONCEPT
臨海副都心をアートで繋ぐプロジェクト”ARTBAY TOKYO”
期間限定のパビリオンARTBAY HOUSEは2021年11月14日をもって閉館いたします。
プロジェクトは新たな船出のときを迎えました。
ARTBAY HOUSEのフィナーレを飾る展覧会として“THROW THE RIBBONS”を開催いたします。テーマは「臨海副都心の未来」。高橋信雅による壁面アートや開発好明によるインスタレーションなど、建物を使ったダイナミックな作品をご鑑賞ください。
旅立ちのとき
船出を祝うリボンが舞う
感謝の気持ちと未来への希望を胸に
大切なあなたに届くよう
”THROW THE RIBBONS”
あなたがリボンのもう片方を手に取ってくださることを願っています。
DETAILS
[古今未来臨海副都心(高橋信雅)]
臨海副都心にペリーと江川太郎左衛門英龍、街並みに動物、宇宙人やロボット、馴染みのあるものから浮世のものまで津々浦々と古今未来の世界が壁一面に広がっています。是非遠くからだけでなく、近くで寄って観てみてください。
[発泡の園(開発好明)]
電化製品の緩衝材として使用された発泡スチロールは、商品を無事に移動し一旦開梱されると、完全なゴミに変化します。機能を失いゴミとなったモノを寄せ集め、再構築することで新しい価値を見出すことに開発は面白みを感じています。この建物はこの展覧会を終えるとすぐに取り壊されます。建物に作品を共存させながら増殖することで、機能を失ったゴミと、機能を失う会場に最後の意味と記憶を残し、未来につなげます。
[雨、導き(開発好明)]
外の雨が管を伝い、中に導かれた雨滴によって鉄が徐々に錆びてゆく時間的な経過を楽しめる作品です。自然を人工物に引き込む作品として、この建造物の風通しの良い、外と中が曖昧な設計は表現するのに絶好の環境となりました。気持ちの良い構造を持つ建築に新しい構造を加える発泡のインスタレーションと、建築の構造をより強調する導く彫刻と導かれる雨は、植物との相性が良く、建物のもつ意味をより鮮明にみせてくれるでしょう。
[未来郵便局 ARTBAY HOUSE支局]
手紙を書いて投函すると、1年後に手紙が届くちょっと風変わりな郵便局。先が見えない今だからこそ、少し先の未来を想像してみませんか。未来の自分や友達、家族へ、あなたの今の気持ちをお届けします。
手紙キット:200円(切手代込)
[ARTBAY CAFE]
併設のカフェでは”THROW THE RIBBONS”オリジナルドリンクや焼き菓子をご用意。
展示期間中は高橋信雅コラボのドリンクカップでご提供します。
[限定ポストカードプレゼント]
当日会場でアンケートにご協力くださった方に「ARTBAY TOKYO×高橋信雅 限定ポストカード」をプレゼント。塗り絵としても楽しめるオリジナルのポストカードです。
©2010 Photo by Gohshi Hata
PROFILE
東京と鬼ヶ島を拠点に国内外で活動しているアーティスト。線描による表現は、日本では「洋」を海外では「和」を感じさせる独自の世界観を生み出しています。美術館や商業施設の壁画制作、グッズや商業デザインまで、様々なジャンルで作品を発表しています。アメリカ「ART SPACE TOKYO」共著(2008年)、シドニー オペラハウス 「SYDNEY FESTIVAL 2018」ライブパフォーマンス(2018年)、東京 「ハイアットセントリック 銀座 東京」キービジュアル(2018年)など。
http://www.nobumasatakahashi.com/
PROFILE
日常にあるもの、出来事や関心をモチーフにインスタレーション、パフォーマンスなどを行い、コミュニケーションを題材に記憶や時間、経験をかたちにした作品を発表し続けています。また、多くの美術関係者に呼びかけて、毎年3月9日を「サンキューアートの日」とし、2001年より20年間開催。2011年より震災支援活動「デイリリー・アート・サーカス」主宰、多くのアーティストとともに延べ150日間開催、アートで出来る事を継続的に提案しています。
http://www.yoshiakikaihatsu.com/
協力:ANOMALY
~ご来場される皆さまへ
新型コロナウイルス感染拡大防止対策へのご理解とご協力をお願いいたします。