動物との対話 キッズ鳥学会~ 渡り鳥を通して環境問題とアートを学ぶ ~
渡り鳥を学び、ダンボールで自分だけの小物入れを制作するワークショップです。都民の鳥「ユリカモメ」は一番身近な渡り鳥です。いつも見かけているような気がしますが、実は春から秋にかけて彼らは日本にいません。どこにいるのでしょうか?山階鳥類研究所から渡り鳥のエキスパートである澤祐介先生をお迎えして渡り鳥とその環境について楽しく学び、制作した小物入れをアーティスティックにデコレーションをします。
開催期間:2024年9月28日(土)、9月29日(日)、10月5日(土)、10月6日(日)
日本科学未来館7階火星水星
PROFILE
DAMBOは、再生素材であるダンボールで子ども用品をプロデュースしている会社です。成長のさきに、子どもたちが未来を生きる力を育めるように、考え、想像し、学べるプロダクトを、子どもたちの健やかな成長を願うパパママたちの想いにのせて贈ります。思い出といっしょにリサイクルされ、捨てることでさえ、その時間と想いを「環境」というかたちで未来に繋ぎます。
「ハザイの回転寿司屋」をオープンします。工場などから生まれる、捨てられるはずの端材(ハザイ)をよく観察すると、それぞれに独自性のある面白い表情や、柔らかい・硬いなどの触感、謎の文字や記号が記されていることなど気付きます。それらハザイをネタに、シャリに見立てたスポンジと組み合わせることで寿司を創作し、回転レールに流すことで、様々な想像が膨らむ場を提供します。みなさまの参加が関係性を築き、新たな価値を生み出す体験型インスタレーションです。
開催期間:2024年9月28日(土)、9月29日(日)、10月5日(土)、10月6日(日)
日本科学未来館7階火星水星前ロビー
PROFILE
東京都の清澄白河を拠点に、産業廃棄物など偶発的に生まれたハザイを「パラレルな世界の素材」と仮定し、そこから見えるもう1つの世界を描き出すラボのようなクリエイティブユニット。
テレビ朝日で毎週木曜深夜に放送中の番組「サクラミーツ」。
人気芸人とオリジナルコントやワンカットドラマ撮影をはじめ、フレッシュでチャレンジな企画に挑むこの番組が、今回は「アートフェスティバル」とmeetsしました。
櫻坂46 井上梨名、大沼晶保、武元唯衣、増本綺良に大園玲が加わり、もう中学生の協力をもとに、本アートフェスティバルのテーマ“対話”を解釈して参加型アート作品をつくりました。ぜひ作品と“対話”して作品づくりにご参加ください。
・参加型アート
作品の中に、ぜひ来場者の皆様の手で「桜の花びら」「各々が思う目」「ハート」「櫻坂46の歴史」を描き加えてください。
サクラミーツTVer
https://tver.jp/series/srx97ftk3w
サクラミーツ公式X
https://x.com/sakura__meets
開催期間:2024年9月27日(金)~10月6日(日)、10月1日(火)除く
日本科学未来館 7F金星(10:00-17:00)
VRを用いてALS患者の記憶、感情、そして未来への想いを追体験できる作品
あいちトリエンナーレからの委嘱を受け、小泉明郎が WITH ALS の武藤将胤との協働によって挑んだ今作の出発点はギリシャ悲劇『縛られたプロメテウス』(アイスキュロス作)。未来を予見する能力を持ちつつも、ゼウスから火を盗み、人間に与えた罪で永劫の苦しみを味わうプロメテウス。この神話的時間から発想された近未来 の中で、観客は、自分とは異なる「他者」の感覚や感情を追体験する。VR によって身体と知覚を拡張させたその先で、私たちが経験するのは、ユートピアか、ディストピアか?2021年第24回文化庁メディア芸術祭アート部門で大賞を受賞。
開催期間:2024年9月28日(土)、9月29日(日)
BMW GROUP Tokyo Bay
PROFILE
1976年群馬県生まれ。国家・共同体と個人の関係、人間の身体と感情の関係について、現実と虚構を織り交ぜた実験的映像やパフォーマンスで探求している。これまでテート・モダンのBMWテート・ライブや上海ビエンナーレ、シャルジャビエンナーレ等、多数の国際展等に参加。個展としては「Projects 99: Meiro Koizumi」(ニューヨーク近代美術館、2013)等。
「Ballet #01」は回転する立体に光の線が投射されることで、バレエを踊る人の姿が浮かび上がる作品です。意図的に構成された動きと連なり、その動作に内在する感情に着目したこの作品は、本展で映像作品として再構成されています。
「Heading #01 」では、人間にとって根源的な動作である歩くという行為をモチーフに、その動作が持つ内面的な意味やイメージに着目しています。この作品はARTBAY TOKYO 2022で展示された「Heading」 の原型にもなります。
もう一つの作品では、作者が様々な国の交差点で撮影した人々が入れ替わりながら 歩く姿が現れ、個々の存在や向かう方向の交錯を捉えようと試みています。
開催期間:2024年10月5日(土)、10月6日(日)
BMW GROUP Tokyo Bay
PROFILE
1984年生まれ。原初的な映像メディアと現代のテクノロジーを往来し、動きや時間、目に見えない事象や場所に着目した作品を手がける。近年の主な展覧会に「Athens Digital Arts Festival: Techno(s)cene | 20 YEARS」(Former Santarosa Courts、アテネ)、「札幌国際 芸術祭2024」(未来劇場、札幌)、「クロスアート4 ビロンギング -新しい居場所と手 にしたもの-」(岐阜県美術館、岐阜)、「MOTアニュアル2023」(東京都現代美術館、 東京)など。 99: Meiro Koizumi」(ニューヨーク近代美術館、2013)等。
体験者は椅子に座り脳波を測る装置を付けると、目の前には立体的に映し出された映像が浮かび上がります。自己の内なる映像との対面を通じて映像が感覚に呼応し、鑑賞者は自己の無意識と対話をすることになるでしょう。
開催期間:2024年10月5日(土)、10月6日(日)
BMW GROUP Tokyo Bay
PROFILE
メタ認知や境界、触覚をテーマに実験的なアートワークを展開するクリエイティブユニット。
仮想空間と現実の交錯する場所で、鑑賞者が自らの知覚を再考する多感覚的な体験を探求している。
ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023 、大阪関西国際芸術祭、DESIGNART TOKYOでは自己とアバターが対話するXRインスタレーションを出典。森美術館と共同で現代アートとメタバースが融合したワークショップも企画。