「ARTBAY TOKYO」は、臨海副都心エリアを舞台に「人と場所をアートでつなぐ」ことをテーマにスタートしたアートプロジェクトです。2024年、本プロジェクトの一環として「ARTBAY TOKYOアートフェスティバル2024~Port of Dialogue」を9/27(金)~10/6(日)に開催いたしました。3回目の開催となる今年のテーマは、「Port of Dialogue 対話しよう。じぶんと、世界と、未来と。」。今年はインタラクションを重視し、様々なモノ・コトとの「対話」をキーワードに、臨海副都心エリアを舞台にした新たなアートとの出会いと体験をお届けしました。
あいちトリエンナーレ2019で初演された小泉明郎さんによるVR演劇作品『縛られたプロメテウス』がARTBAY TOKYO2024に登場。2021年文化庁メディア芸術祭アート部門で大賞を受賞した本作品の体験を求め、多くの人が会場に足を運んでいました。
翌週には同会場でHeading#01, Ballet#01とDialogue with the unconsciousを展示。普段とは違う幻想的な世界に子供から大人まで魅入られていました。
今年は誰でも自由に演奏できるストリートピアノがアクアシティお台場と有明ガーデンに登場しました。アクアシティお台場に設置された東京建物(株)提供の“Brillia Art Piano”は、「各地を巡る、旅するアート。」をテーマに、障害のある作家の描いたアートを纏ったピアノです。また、有明ガーデンに設置された(株)ヤマハミュージックジャパンの提供による“Love Piano”は、イラストレーターの立川恵一さんと御茶の水美術専門学校の学生がペイントしたものです。どちらもアートフェスティバルにふさわしいカラフルなストリートピアノで、道行くアーテイストが足を止め思い思いの曲を演奏し、ギャラリーは驚きと感動に引き込まれていました。