CONCEPT
目の見えない人も、見える人も参加できる、対話しながら「みること」を考えるアート鑑賞ツアーです。
本イベントの作品展示や、臨海副都心エリアに点在するパブリックアートなど、様々な存在感で佇む作品を、街の風景ごと鑑賞します。多様な視点を持ち寄ることで、一人では出会えない新しいアートの楽しみ方が発見できます。
月1回のペースで全国の美術館や学校で目の見える人、見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営しています。スタッフ12名(視覚障害者7名、晴眼者5名)。2012年より活動開始。
最近の主な活動は2017年から継続している東京都写真美術館での鑑賞プログラムや、演劇の俳優・大石将弘(ままごと、ナイロン100℃)らと制作した「きくたびプロジェクト 横浜美術館編」など。2020年以降は主にオンラインの鑑賞プログラムを通して「みる経験」を誰もが気軽に安全に語り合える場づくりを目指しています。
CONCEPT どなたでも自由に弾いていただけるストリートピアノがアクアシティお台場に登場します。演奏の場を創ることで、⾳楽でもイベントを彩ります。
REPORT 若者や家族連れ等たくさんの人たちで賑わうアクアシティお台場の3階フロアに、カラフルなデザインのストリートピアノを展示しました。ピアノは「ピアノをもっと身近に感じて、楽しんで欲しい」という願いから2017年9月に始まったヤマハの「LovePiano®」プロジェクトにて、オリジナルで製作された5台のピアノの第1号機。眺めているだけで陽気な音楽が聞こえてきそうなデザインに、通り過ぎる人たちも興味津々。ピアノ演奏に自信のある方がお手並みを披露したり、ピアノを習っている子どもが練習曲を弾いてみたり、初めてピアノに触れた子どもが恐る恐る音を出してみたり、ピアノと人が繰り広げる光景が、人々の心に温かい感動を呼ぶインスタレーションでした。
開催期間:2022年9月16日~25日
ピアノをもっともっと身近に感じてほしい。そして楽しんでほしい。 誰でも自由に弾けるヤマハのストリートピアノ「LovePiano®」プロジェクトは、そんな想いで2017年9月に始まりました。
これまで、公共交通機関や商業施設など、全国各地で多くの方にお楽しみいただいています。 いつもの街、いつもの場所でカラフルなピアノを目にするという日常→非日常の体験をぜひ感じてください。
協力:(株)ヤマハミュージックジャパン
CONCEPT
山手線を起点に、心豊かな都市生活空間の創造を目指し、食や農、アートなど様々なプロジェクトを進めるJR東日本 東京感動線。
長引く新型コロナウイルスの終息への願いを込めて、東京と東日本エリアをARアートでつなぐ地域活性化への試みとして2020年11月に東京駅で実施した「TOKYO STATION AR ART PROJECT」が臨海副都心エリアにリヴァイバルします。
ポップにデザインされた赤べこや七夕飾りなどの東日本エリアの縁起物が、夢の大橋の大空に出現し、NEW SCALEな風景を生み出します。
(コンテンツデザイナー:中田拓馬、山岸遥/コンテンツ協賛:JR東日本/企画協力:KDDI、SoVeC)
REPORT ARアートが夢の大橋の広い大空に現れました。XR CHANNNELのアプリをインストールしてアプリを立ち上げ、周囲の風景にスマートフォンをかざして実景とARコンテンツが一体となったAR(拡張現実)アートが体験できるプログラム。見慣れた臨海副都心の風景の中に「あかべこ」や「七夕飾り」、「こけし」など東日本エリアの縁起物が現れ、流れるようにゆっくりと動き回ります。風景という日常とARアートという非日常が融合し、街の空間そのものがキャンパスになるアート体験でした。
開催期間:2022年9月16日~25日
コンテンツ協賛
東京の中心的な役割を担う山手線は、世界的にもユニークな地上を走る環状線です。新型車両の投入、エキナカ商業施設の開発など常に最先端の技術やサービスを導入し、世界トップクラスの利用者数を誇る駅をつないでいます。
JR東日本は、この山手線を起点に、沿線の多様な個性を引き出し、駅、まち、人、それらの点を線にして面へとつなぎ、魅力的な出会い、感動体験ができる、個性的で心豊かな都市生活空間「東京感動線」を創造しています。
https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/
Twitter
企画協力
KDDI株式会社とSoVeC株式会社にて共同開発した「XR CHANNEL」は、先進的なVPS技術や高品質な3DCGなど、先端技術を活用した次世代ARアプリです。日常の空間にデジタル看板やナビゲーションに加え、広告宣伝、エンターテインメント、アート、教育などの臨場感のあるコンテンツの表示が可能になり、本アプリを通じて街の風景とARコンテンツが空間上で連携、作用し合うような新しい体験が楽しめます。
https://www.sovec.net/solutions/xrchannel.html
コンテンツデザイナー
1989年、静岡県生まれ。生後まもなく父親の転勤によりブラジルへ渡り、以来、セネガル、日本、インドネシアで育つ。京都精華大学在学中、オランダに留学し、現地のメディアアート集団 「BornDigital」の 一員 として活躍。帰国後は、フリーランスとしてクリエイティブチーム「CEKAI」に所属し、京都を拠点にさまざまなプロジェクトの映像演出、インタラクションデザイン等を手がける。2019年、Adobe Creative Residencyのメンバーに選抜され、作家としての活動を再開。大型の映像インスタレーションを制作し、インド、アメリカで発表。2020年からは、テクニカルディレクターの集団 「BASSDRUM」にも所属。
CONCEPT
東京ビッグサイト協力事業。学生・若手映像クリエーターの発掘を目的に設立された「東京国際プロジェクションマッピングアワード(以下、PMアワード)」は、毎年11月に東京ビッグサイト エントランスプラザ(会議棟前広場)で開催され、今年第7回目を迎えます。今回のARTBAY TOKYO アートフェスティバル2022では、オープニングとフィナーレを飾るプログラムとして、「New Era (新しい時代)」をテーマに制作されたPMアワードVol.6の受賞作品とスペシャル映像を上映します。
PMアワード公式サイト
Vol.6作品紹介
REPORT アートフェスティバルのオープニングとフィナーレを飾るプロジェクションマッピングです。上映したのは「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.6」の最優秀賞、優秀賞2作品、審査員特別賞を受賞した4作品とスペシャル映像。逆三角形が二つ並んだ会議棟の正面が、横が約94m、縦が約30mの巨大なスクリーン。「東京国際プロジェクションマッピングアワード」は、若き空間映像クリエイターを対象とする日本最大級のプロジェクションマッピングのコンテストで、まさに新しい時代をこれから切り拓こうとしている若いアーティストたちの映像作品を大迫力で楽しめるプログラムでした。
開催期間:2022年9月16日、25日
CONCEPT
アートフェスティバルのコンセプトである「NEW SCALE」、新しい時代/ 新しい暮らし/ 新しい価値観が必要なこれからの生活の中で新しいコミュニケーションがますます重要となっています。今回のスペシャルプロジェクションマッピングでは、乃村工藝社の社屋全体が巨大なSYNAPSEとなり様々な表情を創り出します。
人々が輝く光の点となって、新たなコミュニケーションを創り出し、多様性、様々な価値観、未来への可能性を大切にしながら常にLink し続ける。それは「人と人」「人と街」「人と社会」が「つながる事」の大切さを伝えるメッセージです。
REPORT お台場に本社を置く乃村工藝社の創業130周年を記念して制作されたプロジェクションマッピング作品です。オープニング映像の点と点が光のラインでつながっていく様子は、「人と人」、「人と街」、「人と社会」がつながることを表現。また外壁の正方形の窓枠にぴったり合わせてグラフィックを投影する演出によってビル全体が映像と一緒に躍動しているように見えます。エンディングでは、色とりどりの花が咲き誇り、社員やそのご家族の顔写真が次々に写し出され「Your story begins here」というメッセージが表示されます。本編の映像の後、入場チケットの裏のQRコードをスマートフォンで読み込むと130周年にちなんで130種類ある花のイラストが360°VRで現れ、プロジェクションマッピングと連動する新しい映像体験をお届けしました。
開催期間:2022年9月16日~25日
企画・運営
商業施設、ホテル、企業PR施設、ワークプレイス、博覧会、博物館などの企画、設計、施⼯から運営管理までを⼿掛ける空間の総合プロデュース企業です。グループ全体では、全国9拠点・海外8拠点、国内外6つのグループ会社で事業展開しています。1892年(明治25年)の創業から130年にわたり培ってきた総合⼒を活かし、フィジカルとバーチャルを融合させた空間価値の提供で、⼈びとに「歓びと感動」をお届けしています。近年は、持続可能な社会を実現するため、事業活動を通して幸せなインパクトを生み出す「ソーシャルグッド活動」を推進しています。
REPORT
来場者が会場のアートを巡り、9つの対象作品のうち3つのアートを自由に撮影してinstagramやTwitterに投稿することで参加できるフォトラリーを実施しました。対象のアート作品は、レアンドロ・エルリッヒ、後藤映則、ULTRA STUDIO、高橋信雅の各アート作品と臨海副都心に点在する13のパブリックアートの中の4作品です。
乃村工藝社本社入口のブースで3つのアートを巡って撮影した写真をご提示いただくことで、オリジナルのトートバッグを進呈いたしました。イベントロゴを大きくあしらったトートバッグは、イベントのテーマ「NEW SCALE」にちなんだビッグサイズ。サイズの大きな荷物も収納できます。多くの方に参加いただき、会場ではこのトートバッグを下げた方を多くお見掛けしました。
※フォトラリーの作品はinstagramやTwitterで“#artbayfes2022”を検索すると見ることができます。
開催期間:2022年9月16日~25日
CONCEPT
夢の広場に出現した非日常の空間で繰り広げられる、見て、聞いて、楽しめるドラマチックなアートパフォーマンスです。
*「ヘブンアーティスト事業」は東京都が実施する審査会に合格したアーティストに公共施設や民間施設などを活動場所として開放し、芸術文化に触れる機会をつくることを目的としています
REPORT
9月25日(日)に、ULTRA STUDIOによるインスタレーション作品「Territory Gone Wild 野生のテリトリー」が展示されている「夢の広場」で、ヘブンアーティストによるライブ演奏が行われました。演奏者は、横山久梨子さん(ヴァイオリン)と武本秀美さん(ヴィオラ)によるユニット「SunRise」。幼馴染で小中学生の頃から路上パフォーマンスをしていたという二人が、息の合った演奏を繰り広げました。
台風の影響で雨模様の日が続いていましたが、この日は晴れ渡った秋を思わせる青空の下で、インスタレーション作品の一部でもあるオブジェに腰掛けながら、目で、耳で、パフォーマンスを楽しんでいる観客の姿が多く見られました。
PROFILE
東京生まれ
早稲田大学第一文学部 卒業
幼少よりダンスを学び、大学時代にマイムに出会う。卒業後はイギリスのDESMOND JONES SCHOOL OF MIME&PHYSICAL THEATREにてフィジカルシアターとマイムを学び舞台、大道芸の世界へ。
マイムにダンスや演劇、人形劇の要素を取り入れたドラマチックな作風で、国内外のフェスティバル、TV番組、CM、音楽PVなどで活躍。
指輪ホテル作品「Candies~girlish hardcore」欧州、北米ツアー参加。
国際交流基金の助成を受けた欧州大道ツアーを敢行(2010年)以降は、海外フェスティバルにも多数出演。「バーバラ村田のムーランルージュ劇場」を始めとした作品で全国の子ども劇場を巡演。ソロ作品「よるべない女たち」、主宰イベント「バーバラ村田のよるべナイト」配信番組「バーバラ村田のよるべR」など。
東京都公認ヘブンアーティスト。
https://www.barbaramurata.com
PROFILE
ヴァイオリンを横山久梨子、ヴィオラを武本秀美が担当。 幼馴染である2人は幼少期に「SunRise」なるデュオを結成。小中学生の頃はヴァイオリンデュオとして路上ライブを重ねる。 その後ヴァイオリンとヴィオラデュオとしてジャンルの幅を広げ、本格的な活動を開始。 現在、ヘブンアーティストとして都内イベントやパーティー等で演奏。またドラマ・映画やCM音楽、アーティストのコンサートやレコーディング等にも参加。
横山久梨子
ヴァイオリン ミネソタ州立大学音楽科を特待生として卒業。現在、東京シンフォニアやプロフェッショナルズ・オーケストラなどのメンバーとして活動する傍ら、都内4教室にてバイオリン講師も務めている。 クラシック、ポップス、ジャズなどジャンルの垣根を超えた音楽作りを目指している。
武本秀美
ヴィオラ 東京音楽大学を卒業後、NYマネス音楽大学大学院にて修士課程 及びプロフェッショナル・スタディ・ディプロマ修了。 これまでにPMFやヴィオラ スペース等に出演。 オーケストラや数多くの室内楽シリーズに出演。
https://sunrisevnva.wixsite.com/website